来年タイタニック号沈没110年、細野晴臣の祖父唯一の日本人乗客?アジア人乗客ほかには?

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どうもyazohchiです。

来年(半年後の2022年4月15日)はあのタイタニック号沈没から節目の110年を迎えます!

実は、YMOで活躍するなど日本を代表するミュージシャンの細野晴臣さんの祖父がタイタニック号に乗船しており、唯一の日本人乗客で何とか生き延びたとの話を以前なにかで聞いたことがあるのですが、本当なんでしょうか?

また、当時タイタニック号に乗り込んだアジア人乗客はほかにいたのでしょうか?

気になったので、調べてみました。

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細野晴臣の祖父・細野正文プロフィール

出典:https://www.weblio.jp

細野正文 (ほその・まさぶみ)

・生年月日 1870年11月8日(1939年3月14日没)

・出身 新潟県

・身長 不詳

・血液型 不詳

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細野晴臣プロフィール

出典:https://www.pinterest.jp

細野晴臣 (ほその・はるおみ)

・生年月日 1947年7月9日

・出身 東京都

・身長 170cm

・血液型 A型

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やはり細野晴臣の祖父がタイタニック号の唯一の日本人乗客だった!

出典:https://www.nishinippon.co.jp

調べてみましたが、やはり細野晴臣の祖父・細野正文さんがタイタニック号の唯一の日本人乗客だったことで間違いありませんでした。 タイタニック号の乗客乗員は計およそ2200人いましたが、救命ボートが乗客乗員全員をカバーしきれず、犠牲者は全体の7割近く(約1500人)に達したそうです。細野正文さんは救命ボートに乗り込むことができ、何とか生き延びることができました。

細野正文さんは、当時鉄道官僚として鉄道研究のためのロシア留学を終え、イギリスからニューヨーク経由で帰国するため、タイタニック号に乗船しました。もちろんその後タイタニック号が氷山に激突したことがきっかけで沈没するなど思いもよらなかったことでしょう。

細野正文さんがタイタニック号沈没事故から生還し帰国してしばらくは、平穏に生活できていたようですが、タイタニック号の被害が壮絶極まりない、あまりにも悲惨だったことが明るみになるにつれ、「自分の命しか考えずに救命ボートに乗り込んだ身勝手さ」を非難され世間から大バッシングを受けることとなりました。

それは、同じくタイタニック号生還者のイギリス人ローレンス・ビーズリーによる、タイタニック号沈没事故の体験を著わした書『The loss of the SS. Titanic』に、ある日本人が他人を押しのけて救命ボートに乗り込んだと触れられていたことがきっかけでした。

しかし、 細野正文さんが亡くなってから60年近くたって厳密に調査した結果、 ローレンス・ビーズリーの指摘は、間違っている可能性が高いことがわかり(どうやら人違いだったようです)、ようやく名誉回復に至りました。天国にいる細野正文さんは、ほっと胸を撫で下ろしていることでしょう。

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人間は完璧な存在ではない

人間は、いったんその人を「○○な人だ」とみなすと、なかなかその人に対する見方を変えることができません。本当に恐ろしく愚かなことです。物事・人に対して常に冷静・客観的にとらえる姿勢がいかに大事かを、 細野正文さんの件で教えてくれます。

タイタニック沈没事故について、「なぜ救命ボートに他人を押しのけて強引に乗り込もうとしたのか」(結局、細野正文さんはそんなことはしていなかったことがはっきりしたわけですが)、「自分の命よりも女性・子供などを優先して救命ボートに乗せてあげるべきではなかったのか」などと第三者が勝手に口をはさむのは簡単です。当事者ではないのですから。

自分自身も含め人間というのは身勝手なもので、当事者・本人の、そのときの心情、その瞬間どのような環境下に置かれていたのか等を自分に置き換えて真剣に考えようとせず、言いたい放題言う傾向に陥りやすい、ある意味残酷な生き物と言えます。当事者でない(自分自身にふりかかった問題ではない)うえに、口であれこれ言うのはタダであるし簡単だからです。本当に気を付けなければなりませんね。私は、日々の言動を振り返って自戒するよう心がけています。

あともう1つ。 ローレンス・ビーズリー のように、人間は、見間違い・勘違い等をしやすい生き物だということも認識しておくべきではないでしょうか。要は、人間は完璧な存在ではないのです。

細野正文タイタニック号事故生還がなければ、日本の高度な鉄道インフラ構築できなかった?

細野正文 さんは無事生還して帰国できたわけですが、ざっくり言いますと、

細野正文さんが生きて帰ってこれたからこそ、今日の日本の新幹線をはじめとする鉄道技術が大きく発達していると言えるのでは?日本のハイ・テクノロジーを誇る鉄道文化の礎を築いた人の中に細野正文さんがおり、あのとき細野正文さんがタイタニック号沈没とともに亡くなっていたら、現在の日本の高度な鉄道インフラは構築できなかったのでは、という見方もできそうです。そういう意味でも、 細野正文さんが生還で着て本当に良かったと思うわけです。

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細野正文タイタニック号の唯一の「アジア人乗客」ではなかった

ちなみに、 細野正文さんがタイタニック号の唯一の日本人乗客だったことは事実ですが、「唯一のアジア人乗客」ではなかったようです。当時中国人もタイタニック号に乗船しており、6人の中国人が生還したという事実があります。 もしかしたら他のアジア系の乗客も乗船していた可能性があります。

細野正文 まとめ

  1. 細野正文さんは、 あの日本を代表するミュージシャン細野晴臣さんの祖父です
  2. 細野晴臣さんの祖父・ 細野正文さんがタイタニック号の唯一の日本人乗客でした
  3. 細野正文さんはタイタニック号の「唯一のアジア人乗客」ではなかったようです
  4. 細野正文さんのタイタニック号事故からの生還がなければ、現在の日本の高度な鉄道インフラは構築できなかった?
  5. 細野正文さんがタイタニック号沈没事故から生還できて本当に良かったですね

細野正文さんの四男である細野日出臣さん(1916年生まれ)の孫が、細野晴臣さんになるのですが、仮に細野正文さんがタイタニック号沈没事故から生還できていなかったら、 細野日出臣さんはこの世に存在しなかったでしょうし、 細野晴臣さんも当然この世に存在せず、あの超有名なYMOの名曲『RYDEEN』も聴くことができなかったでしょう!人生とは本当に面白いですね。

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